曖昧さ回避!ホームページ改善のための集客管理の考え方

集客コンサルタント 本庄 純

2015年8月7日

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著者:集客コンサルタント 本庄 純

曖昧さ回避!ホームページ改善のための集客管理の考え方

店舗型ビジネスにおいて、お店のホームページを作ってお客さんをそこから呼ぶというのは、定番になってきましたよね。もちろん治療院も。

ライバルも多いですから、ホームページの反応率が悪ければドンドン改善していかなければ、集客につながっていきません。

 

ですが、ここで一つ考えて欲しいのが

「お客さんって本当にホームページから来てるのか?」

という点です。何でもかんでもごっちゃにしていませんか?

「ネットで見て…」=「ホームページを見て」とは限らない

店舗、特に治療院の場合は、ホームページ以外にもSNSやWEB媒体がたくさんありますよね。

例えば、

  • Twitter、Facebook、Line などのSNS
  • エキテン、ヘルモアなどのポータルサイト
  • 店舗で更新しているブログ

などです。
でも、お客さんからすれば、これらは「ネット」です。もしかしたら「ネット」を見て…いう方が、エキテンを見てきた人かもしれません。

ですから、お客さんには「何を見て来てもらったのか?」をきっちり聞いていただくことが大事です。聞きづらいのであれば、問診やアンケートなどに入れてしまってもよいでしょう。

「ホームページからバンバン人来てるな~」と捉えていても、実はほとんどがエキテンだったというケースも考えられますから、反応率をどうこう言う前に、反応数の数え方が間違っていないかどうかを確認しましょう。

「ホームページを見て」のプロセスを確認する

「ホームページを見てきました」という人の中にも、色々有ります。

  • 既存のお客さんから勧められてホームページを見た
  • 前から店の前を通っていて知っていた

ホームページを見て来店があった場合、純粋にホームページの力を測るのであれば、

 「誰から紹介されるでもなく、実際に店を見たこともない人」

の来院であるべきです。

 

例えば前述の「勧められて~」の場合は、その紹介者の信用のもとで院への信頼感がなりたっていますし、既に知っていた場合は、実際の店舗がもうイメージ出来ているので、

「ホームページ以外の力が働いている状態」

になります。

 

果たしてそれでホームページの力で100%集客できたと言えますか?

 

ですから、ホームページの良し悪しを本当の意味で測るなら、

「ホームページの内容の範囲でしかお店のことを知らない人」

の来店数をまず測るべきなんです。

お客さんに聞いて欲しい「決め手」

ホームページを自分で作っている人も、業者に作ってもらっている人も、色んな前提条件を考えたり見る人の気持ちを考えて、ページを作っていると思うのですが、その結果何が響いたかって気になりませんか?

それを確認できるシンプルな方法が「ホームページのどこが決め手で来店されたのか」を聞くことです。

もちろん、具体的に答えていただけないかもしれないので、曖昧でもいいです。

その内容を踏まえて、ホームページを作った時に

  • ここは響くやろうなぁ
  • これがあると無いとでは全然ちゃうやろ~

という点が、本当に響いているのかを確認しましょう。

次にページを改善するときに、その響いた点を削除しないほうがいいでしょうし、何を先に見せるかの優先順位も変わってくると思います。

ホームページはきっちり情報を揃えた上で、改善していきましょう!